フルーツスムージーは組み合わせによって美味しさも変わります。フルーツには多くの場合酵素が含まれていますし、水分が多いため身体の中をキレイにする効果も高く、老廃物の排出にも役立ちます。
しかし組み合わせ次第で悪影響を及ぼす可能性もあるのをご存知でしょうか?
フルーツは甘みの強いもの、酸味の強いもの、酸味と甘みの両方が主張するものとあります。継続的に摂取するには飽きないように種類を増やすことも大切ですから、いろいろな組み合わせのコツを知っておくと良いでしょう。
酸味と甘みの組み合わせ
酸味の強いイチゴやグレープフルーツと甘みの強いバナナの組み合わせは、合わせて摂取することで消化器官への負担になると言われています。甘いフルーツの持つ酵素の働きを酸が妨害してしまうため、消化に必要以上に時間がかかる可能性が高いです。
また、フルーツスムージーは撹拌し混ぜ合わせるため、味のバランスを間違えると美味しく飲めないことがあります。中でも柑橘系などの酸っぱいフルーツとバナナのような甘みの強いフルーツの組み合わせは合わない事が多いでしょう。
柑橘系との組み合わせであればキウイやイチゴなどの比較的酸味の強いフルーツがオススメです。または、甘みと酸味のバランスの良い、リンゴやサクランボなども良いでしょう。
甘みの強いバナナと組み合わせるのであれば、リンゴのような酸味と甘みの両方を持っているフルーツが良いでしょう。
メロン類に注意
スイカやメロンなどのフルーツは他のものと比べると消化にかかる時間が比較的短いものです。他のフルーツと組み合わせることで通常の消化時間よりも長くかかり、胃腸でとどまったままになり発酵が進んでしまえばガスが発生しお腹に溜まることになるでしょう。
フルーツスムージーを食事と組み合わせること
フルーツと炭水化物やたんぱく質などの食事と共に摂ることは、避けた方が良いでしょう。フルーツは消化が早いものですが、消化に時間のかかる食べ物と合わせることで同じように消化時間がかかります。体内に必要以上にとどまることで発酵し、毒素へと変わる可能性があります。
そのため、フルーツスムージーを飲むのであれば、空腹時がオススメです。
より効果を得るためには組み合わせも大切
フルーツスムージーは健康と美容に良いものですが、組み合わせを間違えると逆に体調不良を起こす可能性もあるのです。
レパートリーを増やしたい場合にも組み合わせをよく考えることをオススメします。フルーツは1種類にして野菜と組み合わせるのも良いでしょう。