スムージーは手軽に摂取できて健康にも良いものですから、習慣として取り入れている人もいらっしゃるでしょう。
野菜と果物と水を撹拌するだけとはいえ、中にはスムージーに向いている野菜や向かない野菜があります。知っておくと失敗することもないでしょう。効率よく効果を得るためにも大切です。
スムージーに向いてる野菜は?
スムージーにはあまり多くの食材を使わずに、野菜と果物合わせて3~5種類にしておくのが良いでしょう。葉物野菜には多くの栄養素が含まれていますから目的に応じて選ぶのもオススメです。
小松菜
アクが少ないため青臭さもそれほど気にならなく飲みやすいです。組み合わせる食材の味をそれほど邪魔しないためいろいろなものと組み合わせやすいでしょう。生で使う場合には生食用の小松菜も出回っていますのでそのようなもの使用するのがオススメです。生食用でない場合には加熱したものを使うと安心です。
水菜
さっぱりとしてクセのない味で色々な食材と合わせやすいでしょう。ビタミンCやEが含まれているため美肌効果が見込めます。また多くの食物繊維が含まれるため腸内環境を整えます。
きゅうり
水分の多いきゅうりは出来上がりもみずみずしく飲みやすいでしょう。さらにビタミンCを多く含み肌にも良く、カリウムがむくみなどにも効果を発揮します。また脂肪を分解するための酵素を含むホスホリパーゼもダイエット効果が見込めるでしょう。但し、光毒性を持つ成分である「ソラレン」が含まれているため、朝のスムージーで飲みすぎると紫外線の影響を受けやすくなりますので注意が必要です。
アボカド
撹拌することで滑らかに仕上がりスムージーにコクを与えてくれます。不飽和脂肪は血糖値が上昇するのを抑え、老化防止やお腹周りの脂肪を防ぐ役割を果たしてくれます。また、ビタミンEも含まれるため肌や髪の保湿にも効果があります。
飲みやすくするために向いている野菜
レタスやパセリ、セロリなどはさっぱりと風味が良くなり飲みやすくなるでしょう。その他、バジルやミントなどのハーブを少量加えることでスッキリとした味になりオススメです。
また、大きく育ちすぎていない新鮮な物を使うことで口当たりが良く美味しく出来上がります。
スムージーに向かない野菜
基本的にはサラダとして食べることができる野菜であればよいですが、でんぷん質の多い野菜の白菜、キャベツ、大根、人参などは消化に時間がかかり、合わせて摂った果物と共に胃の中にとどまりガスが発生する可能性があります。
また、同じ食材や種類の同じ野菜を連続して使用することは避けましょう。特に葉物野菜は葉の部分に毒素が含まれている可能性があり蓄積することで身体に悪影響を及ぼします。
スムージーは継続することが大切
スムージー作りは、しっかりと効果を得たいと思えばカロリーや組み合わせなどを考慮しなければならないため、意外と面倒な部分もあるでしょう。手作りにこだわりすぎることでストレスになり継続できない場合もあるかも知れません。そのような時には粉末タイプなども常備しておいて対応するのもオススメです。
手作りのスムージーも必要な効果や好みに合わせられるという点ではメリットはありますが、何も考えずに混ぜればすぐに出来上がるものも上手に使えばストレスや負担になることなく続けられるでしょう。